新作初演 余呉の羽衣伝説 制作日記 その004
- 首藤健太郎
- 2019年2月24日
- 読了時間: 2分
新作初演 余呉の羽衣伝説 制作日記 その004
ということで、今日は 作曲していての苦労話?を盛り込みながら 制作途中の音楽の話を少ししたいと思います。
の前に、今回もチラシをば・・・


さて、今回の作品は、曲数としては12曲になります。
進行上曲間を取らずすぐに次の曲に続く(複数の曲が続けて演奏されるので曲が区切られているか利き手はわからない)ものもありますが、それぞれ場面に合わせた音楽を考え配置していきます!
制作日記002 でお話しさせていただきましたが、ナレーターと天女と太夫の3者が登場します。
実は、その3者のすみ分けを、演奏者1人(今回はソプラノ一人)でしなければならない、というところに一番苦労をしています。(フルート、ピアノの奏者は喋りません!)
さて、どうしようかと思い、色々考えましたが、 演奏者の裁量で音色や高さを変えることはもちろんやっていただきながら、 演奏(表現)法を(ある程度)制限する ということに可能性を見出しました。
具体的にちょこっとお話ししますと、
ナレーターは、朗読
天女は、歌(いわゆるメロディがしっかりある「歌」です)
太夫は、話すような歌のような・・・(いわゆる、オペラでいうレチタティーヴォやシュプレヒシュティンメのようなものです。)
というのを基本にしつつ、場面によっては天女や太夫は歌もあるしセリフのようなものもある という感じです!
ちょっと、専門的な話になってしまいましたが、以上のような方法で作曲をしています!
ぜひそのようなところにも注目しながら聞いていただけたらと思います!
さて、次回005回は、他の苦労話?も交えながら製作中の音楽についてまだまだお話したいと思います!
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